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「動物たちが語らない戦争」ー終戦記念日に思う、非暴力と平和ー
秋山ちえこさんが伝え続けた動物たちの戦争 8月15日 終戦記念日。 この日になると、必ず思い出す情景があります。 子どものころ、夏休みの宿題に取り組んでいた私。机の上には絵日記や算数ドリルが広がり、ラジオが静かに流れていました。すると、そのスピーカーから澄んだ声が聞こえてき...

KAORU ITO
4 日前読了時間: 2分


🐶 尾を振る=うれしい?
犬の気持ちを見抜く力、ありますか? 「犬が尻尾を振っているから、喜んでいるんだね!」 ――そんなふうに思ったこと、ありませんか? 実はそれ、 必ずしも正解ではありません 。 ある研究では、犬とよく接している「経験者」も、犬にあまり触れてこなかった「非経験者」も、犬の行動の正...

KAORU ITO
8月8日読了時間: 3分


飼い主は“任せたい”のではなく“一緒に考えたい”
カナダの1,600人以上の飼い主を対象にした研究では、診察時の意思決定の進め方として「獣医が決める」「飼い主が決める」「一緒に考えて決める」など複数のパターンを提示し、どの方法が好まれるかを調べました。結果、診察内容(予防・治療・緊急)に関係なく、最も支持されたのは獣医と一緒に考える協働的な決め方でした。つまり、多くの飼い主は「全部お任せ」ではなく、選択肢を聞き、一緒に考えたうえで決めたいと感じているのです。この考え方は犬のトレーニングや行動改善にも通じます。飼い主が納得して取り組めることが成功のカギであり、さらに日本では遠慮から本音を口にしない飼い主も少なくないため、声にならない気持ちを汲み取る力も重要です。

KAORU ITO
8月6日読了時間: 3分


犬に「強く叱る」は本当に正解?
犬のしつけで「強く叱れば直る」「上下関係を示すことが大切」という考え方は根強いですが、最新の国際調査はこれらが科学的に支持されないことを示しています。オーストラリア・イタリア・英国の飼い主224名への調査では、「犬は誰がボスか理解すべき」と考える人が42.2%、「恐怖症は怖いものにさらせば治る」が20%、軽い体罰を支持する人も5.8%いました。さらにスペインの調査でも同様に約4割が上下関係を信じ、罰を肯定する人が2割おり、こうした誤解は国際的に共通しています。嫌悪刺激(罰や強制)を使ったトレーニングは犬に恐怖やストレスを与え、攻撃性を悪化させるリスクがあります。一方、正の強化(褒める・報酬を与える)を基盤とした方法は科学的に有効で、犬との信頼関係を深めます。こうした考え方と飼い主への説明力を学べる「PD-TENスキルアップセミナー2025」(8月28日開催、CPDT-KA CEU取得対象)では、実践的な対話スキルと現場対応法を学べます。

KAORU ITO
7月27日読了時間: 3分


🐶動物の未来は私たちの一票で変えられる?
参院選2025、動物のための一票ありますか?
各政党の動物福祉政策を比較しました🐶🐱
殺処分ゼロ、生体販売禁止、アニマルポリスなど注目ポイント満載です。

KAORU ITO
7月15日読了時間: 4分


どうして伝わらないんだろうーそんな夜があったあなたへー
飼い主対応に悩むプロのためのケースディスカッションセミナーを開催します。 「犬には伝わっている。でも、飼い主さんには伝わっていない気がする」そんな違和感やもどかしさを感じたことはありませんか? 「何人もの専門家に相談したが改善しない」 ...

KAORU ITO
6月21日読了時間: 4分


「ムギ」「モカ」「ラテ」にみる、美味しそうな名前の選び方
ー日本人が「おいしそうな名前」を愛犬につける理由を考えるー 2025年5月27日、 ペット保険会ペットアイ損害保険株式会社が最新のペットの名前ランキングを発表 しました。「ムギ」が5年連続で犬部門第1位を獲得し、「モカ」「ラテ」「マロン」「チョコ」といった食べ物に由来する名...

KAORU ITO
5月28日読了時間: 3分
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