牛肉を買っている日本人の7割は「アニマルウェルフェア」という言葉を知らない!?

更新日:1月23日

犬のお話ではないのですが、畜産動物のアニマルウェルフェアの認知度について友人が日本人女性400人に行った調査を紹介します。


方法:25歳〜64歳の一般女性を対象に、インターネットを使って「アニマルウェルフェア」に関する認知度と、「アニマルウェルフェア」に関する情報提示による購買意向の変化を調査しました。調査対象を女性とした理由は、牛肉を買う機会は女性の方が多いと考えたからです。

結果:約7割の人は「アニマルウェルフェア」という言葉を見聞きしたことがありませんでした購入時に最も重視する項目を聞いたところ「肉の色やつやな どの見た目」が最も多いという結果でした。さらに、アニマルウェルフェアの概念「5つの自由」と肉牛の飼養方法の一例とし て,「アニマルウェルフェア水準の低い飼養」と「アニマ ルウェルフェア水準の高い飼養」の画像を提示してから、牛肉購入時に重視する項目を聞いたところ、「飼育のされ方」が最も気になる点として挙げられました。


「アニマルウェルフェア」は誰でも賛同しそうな考えですが、日本では、まだまだ認知度が低いという現状です。「アニマルウェルフェア」は、「動物は生まれてから死ぬまでその動物本来の行動をとることができ、幸せでなければならない」とし、動物のストレスが少なく、行動要求が満たされた健康的な生活ができる環境を整えることです。それは、犬・猫だけではなく、畜産動物も同様ではないでしょうか。


食用肉を購入する際には、飼育環境飼育方法について少しだけ気にかけてみませんか?


参考資料:

志賀保夫, 松浦晶央, 畔柳正, 小林裕志. アニマルウェルフェアに関する知識が消費者の牛肉購買意向に与える影響. 日本畜産学会報91 (3), 251-258, 2020

https://doi.org/10.2508/chikusan.91.251










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